LINE公式アカウントの友だち追加・登録施策でこんなお悩みはありませんか?
- 友だち登録がなかなか増えない
- 友だち登録の後、どのようなコンテンツを流すと良いかわからない
- 友だちは増えてきたけど、なかなか売上アップにつながらない
せっかく友だちが増えても、価値のあるコンテンツを配信しなければ、ブロックや離脱に繋がってしまいます。
また、最終的には友だち登録を増やして、売上UPにつなげたいですよね。
友だち登録数や、その後の友だち情報の活用方法に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
本記事の内容
友だち登録は何から始める?全体像を解説

LOYCUSで友だち登録を進める場合、何から始めると良いでしょうか?
全体的な流れは以下のようになります。
- 友だち登録の告知
- 友だち追加のお礼メッセージの配信
- アンケート(選択式質問)の実施
- 回答時のアクション設定
- タグ付けを実施
順番にみていきましょう。
友だち登録の告知

まずは友だち登録をお客様に告知し、登録者数を増やしましょう。
ネットショップであれば、
- ページにバナーを設置
- メールマガジンで告知
- 商品の同梱物に掲載
このように様々な媒体で告知していきます。
そうですよね。多くの企業がLINEでの友だち登録を勧めている状況です。その中で、自社と友だちになる明確な理由がなければ、登録してくれません。
そのため、お客様が友だち登録をするベネフィットを伝える必要があります。
ベネフィットとは、お客様が商品を購入したら、何がよくなるかをイメージさせることです。
たとえば、友だち登録後に、
- 配信される内容を告知する(クーポン券やキャンペーン例など)
- 友だち登録後の流れを紹介する
- すでに登録済みのお客様からの声を取り上げる
新規で登録しようとしているお客様に、登録後のイメージを持たせることをゴールとしましょう。
コンテンツの魅力を伝え、実際に配信している内容を伝えることで、イメージしやすくなるでしょう。
友だち追加のお礼メッセージの配信

友だち登録をしてくれたお客様に対して、お礼メッセージを配信します。
この4つを簡単に説明すると良いでしょう。
このうち、自己紹介の部分は店舗名やサービス名だけで構いません。
自己紹介の目的として、お客様が登録した内容が正しかったことを認識してもらうためです。
2次元バーコードを読み取り、友だち登録をする作業自体にちょっとした不安を覚えるお客様は存在します。
そのため、自社のロゴや象徴的なキャラクターをメッセージに入れ込み、正しく登録できたことを伝えましょう。
お客様は登録が完了したことを把握でき、安心してくれるはずですよ。
アンケート(選択式質問)の実施

お礼メッセージの次に、アンケート(選択式質問)を実施しましょう。
アンケートを実施する目的は、
- 興味関心を持っていること
- 解決したい悩み
- 現在の状況
これらの状況を把握するためです。
たとえば、実際に書店を構える本屋さんが、LOYCUSを使ってお客様にアンケートを実施する場合、
- 最新のビジネス書や雑誌の情報が知りたい
- 店長が本当におすすめする本が知りたい
- 知られていないけれども、面白い本を知りたい
このように、お客様が何に興味を持っているのかを最初に把握するのが有効です。この結果に応じて、今後配信するシナリオを設定していきましょう。
そう思いますよね。理想はゴール(商品を購入してもらう)から逆算して考えると良いですが、理想通りには進まないもの。
そこで、実際にお客様に接客しているようにアンケート内容を考えてみましょう。
- お客様がお店に来店された際に、どのように声がけをするでしょうか?
- お客様が何か迷っていて、スタッフを探すそぶりをしたら、どうしますか?
きっと、その時々に応じた声がけをしますよね。
同じように、LOYCUSの管理画面でもお客様に話しかけるようにアンケートを設定してみましょう。
まずは1度、アンケートを作成してみて、お客様の反応をみる。そして、アンケートの反応が悪ければ項目を修正する。この改善を繰り返し続けてみましょ う。
- お客様が何に興味を持っているのかを最初に把握する
- 実際にお客様に接客しているようにアンケート内容を考える
回答時のアクション設定

アンケートに回答した後に、表示させるコンテンツを決めましょう。
アクション設定には、
- メッセージの送信
- リッチメニューの表示
- シナリオの開始
これらが可能です。
先ほどの本屋さんの例で示すと、最新のビジネス書や雑誌の情報が知りたい方には、ビジネス書や雑誌の商品ページに飛ばすリンクやリッチメニューを設置。シナリオにはビジネス書の書評や、読んだ感想を定期的に配信しても良いでしょう。
アクション設定のポイントは、アンケートの内容と返答が一致しており、継続的に読みたいと思っていただくことです。
そのため、コンテンツ作りのために、何度かアンケートを実施しても良いでしょう。
年齢や性別などの情報を取得するだけでも、コンテンツの絞り込みが進みますよ。
タグ付けを実施

最後に友だちにタグ付けを行います。タグ付けはグループ分けと捉えても良いでしょう。
友だち登録をしてくれたお客様のグループごとに、最適なコンテンツを配信するために分類します。
なお、タグ付けは、
- アンケートの結果別
- 友だちになった媒体別
- 広告別
- 性別や住所などの定型情報
上記のように、設定をすると良いでしょう。
その後、タグ付けされたお客様ごとにコンテンツ配信やリッチメニューの表示を行い、購買やロイヤリティ向上につながる働きかけをしていきましょう。
友達追加後の活用例

ここからは、3ネットショップでLOYCUSを活用している事例を紹介します。
友だち登録後に、どのように購入まで結びつけているのか参考になれば幸いです。
キャンプ用品を販売するネットショップのA社は、初心者からプロ用の商品までを幅広く扱うお店です。自社で商品開発から販売までを行い、根強いファンがいます。
友だち登録の告知

A社の友だち登録を告知する方法は、
- ネットショップの商品ページ
- ブログ記事
- メールマガジン
- 同梱物
これらに2次元バーコードを表記し、告知をしました。
特に活用したのがブログ記事
友だち追加のお礼メッセージの配信

友だち追加時には、お礼とともにA社のブランド名とロゴ。
創業から50年がたち、多くのキャンパーに喜ばれている実績を簡単に記しました。
初めてA社を知り、少しでも興味を持っていただいたお客様に、安心できるお店であることを示すのをねらいとしました。
アンケート(選択式質問)の実施

A社は初心者からプロ用の商品まで扱っているため、これらの情報を聞けば、お客様がどの程度キャンプ慣れしているのかを推測できるからです。
回答時のアクション設定

A社はアンケート結果を元に、お客様に応じたコンテンツを用意しました。
例えば、キャンプをする頻度が年に1回の場合、多くのキャンプ用品を買うことは期待しにくいもの。
そのため、レンタル用品が充実しているキャンプ場を紹介。
その上で、最低限キャンプに必要な道具の紹介や、思い出を作るために欠かせない道具を1つ紹介する形としました。
A社では、すぐに商品の購入をお客様に進めず、まずはキャンプを好きになってもらうことに比重を置いています。
そのため、実際の店舗では、お客様とキャンプの思い出について話し込む時があるほど。
これをネット上でも表現した形にしたのです。
タグ付けを実施

アンケートの結果を受け、キャンプをする頻度に応じてタグ付けを実施しました。
新規顧客は年間に1回、キャンプをするか否かという状況が把握できたため、
「お家キャンプ」を提案し、キャンプ用の椅子やランタンなどの販売につなげたのです。
また、友だち登録に至った経路を調べると、やはりブログ記事からの流入が多いことが把握できました。
そこでWeb上で検索広告を開始し、よりブログ記事にアクセスを集める施策を打ったのです。
まとめ

LOYCUSを活用することで、友だち登録からコンテンツの配信、効果の測定までが簡単に実施できます。
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