リピート率を上げる5つの方法とは?

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自社のお店に来店されるお客様を想像してみてください。
お客様は新規とリピーター様で構成されているはずです。

リピーター様を思う時に、

  • 「うちのお店のリピート率はどれくらいなのだろう?」
  • 「リピーター様を増やすためには、どうしたら良いのだろう?」
  • 「リピーター率という言葉も聞いたことがあるけど、何が違うのかな?」

このように思うことはありませんか?

本記事では、リピート率の計算方法をはじめ、リピート率を上げる方法を5つ ご紹介します。
リピート率を高めたいと考えている店長さん、必見の記事です。

ぜひ最後までご覧ください。

リピート率とは?

リピート率とは、今まで商品やサービスを購入したお客様のうち、リピート購入をしていただいた割合(継続率)のことです。

リピートした回数は問わず、2回以上商品やサービスを購入したお客様をリピーター様と定義しています。

リピート率の計算方法

リピート率の計算方法は、

リピートしたお客様の数 ÷ 累計のお客様数 × 100 = リピート率

で求められます。

<例>美容室で今月のリピート率の計算

  • 今月にリピートしてくれたお客様の数:10人
  • 今まで利用してくれたお客様総数:200人

 

リピート率の計算

リピート数 10人 ÷ お客様総数 200人  × 100 = 5%

 

リピート率を高めるメリット

リピート率を高めるとどのようなメリットがあるのでしょうか?

メリット
  1. お客様に支持されているかを把握できる
  2. 安定した売上が見込める
  3. 顧客獲得費用が新規顧客と比べて抑えられる

このようなメリットがあります。

リピート率が高ければ、お客様にご満足いただいていることを意味します。

リピート率を計算し、スタッフに共有すると良いでしょう。自分たちの仕事が、お客様満足に繋がっていることを確認できます。また、リピート率が高ければ継続的な売上が見込めることでしょう。

なお、リピート率を詳しく調べる場合、購入回数や頻度、購入単価などを踏まえたRFM分析を行うのが効果的です。

 

リピート率とリピーター率の違い

リピート率とよく似た言葉でリピーター率があります。

リピーター率とは、一定期間に商品やサービスを購入したお客様のうち、リピーターの割合のことです。

 

リピーター率の計算方法

リピーター率の計算方法は、

特定期間にリピートしたお客様の数 ÷ 特定期間のお客様数 × 100=リピーター率

で求められます。

<例>美容室で今月のリピーター率の計算

  • 今月にリピートしてくれたお客様の数:10人
  • 今月に利用してくれたお客様総数:100人

 

リピーター率の計算 リピート数 10人 ÷ お客様数 100人 = 10% 


違いをまとめると、

リピート率とリピーター率の違い
  1. リピート率:新規のお客様が次回も利用してくれる割合
  2. リピーター率:お客様の中でのリピーター様の割合

 

リピート率とリピーター率のどちらを重視すべきか

リピート率とリピーター率のどちらを重視すべきなのでしょうか?
これは比較するものではなく、どちらも管理すべき指標です。

リピート率は、自社の商品やサービスがお客様に支持されているかを測るバロメーター。
そのため、リピート率を高める努力を継続して行いましょう。

リピーター率は、自社のお客様のうち、何割がリピーター様で構成されているかを把握する指標。
リピーター率が高ければ継続的に利用してくれる確率が高まります。

リピート率を高めることがリピーター率の向上につながります。 そのため、まずはお客様にご満足いただき、次回も利用していただけるように商品やサービスを磨いていきましょう。

 

リピート率を高める5つの方法

ここからは、具体的にリピート率を高める方法を5つ解説していきます。

  1. リピート性の高い商品・サービスを用意する
  2. メルマガやDMでアプローチする
  3. SNSで背景やストーリーを伝える
  4. クーポンやポイントカードでの特典を付与する
  5. 目の前のお客様に誠実を尽くす

順番に見ていきましょう。

リピート性の高い商品・サービスを用意する

リピート率を高めるためには、そもそもリピートしやすい商品やサービスの用意が必要です。

物販のお店であれば、毎月定期的にお客様が使う商品。
サービスであれば、定期的にメンテナンスが必要なものが良いでしょう。

たとえば美容室であれば、

  • 1ヶ月前であれば、予約がスムーズにとれる
  • 予約をすれば、5%の割引が受けられる
  • 定期的なメンテナンスで、髪質が改善することを実感できる

リピートすることによるベネフィットを、お客様に伝えることが重要です。

 

メルマガやDMでアプローチする

お客様のメールアドレスや住所を用いて、メルマガやDM(ダイレクトメール)を送ることで、リピートを促す効果が期待できます。

SNSでお客様にアプローチする手法もありますが、中でもLINEを使ったアプローチは効果的です。

LOYCUS(ロイカス)はLINEで友達になったお客様に対し、指定の時刻や経過時間などのタイミングで、自動配信が可能。 あらかじめ作成しておいたお客様にあった内容を、自動配信してくれます。

 

<活用例>美容室
  • カットしてから数ヶ月後のお客様に、予約のご案内を配信
  • 予約時期を過ぎたお客様へ、クーポン券をつけて配信
  • カットが終了したお客様へ、アフターフォローの情報を配信

このように、お客様の状況ごとに細かくご案内が可能。

一方で、簡単な操作で配信が可能なので、高いサービス品質を手間なく実現できます。

SNSで背景やストーリーを伝える

SNSによる情報発信は、商品やサービスの背景やストーリーを紹介するのに有効です。

たとえば、クラフトビールの製造及び販売を行う、株式会社ヤッホーブルーイングの事例です。

こちらの会社では、SNSを通じてクラフトビールの美味しさやこだわり、クラフトビールに合う食事の提案などを紹介。クラフトビールを楽しく飲む様子を伝えることで、結果的に販売につながる形にしています。

クーポンやポイントカードでの特典を付与する

クーポン券やポイントカードでの割引により、リピート率を高める方法があります。

ただし、割引などの販売促進ありきの考え方では、販促費が増えてしまうため、注意が必要です。
本質的に、お客様が自社の商品やサービスを選ぶ際の理由が、価格が決めてであれば割引クーポンは有効だと考えられます。

一方で、価格以外の要素が購入決定の要素である場合、割引施策の再検討が必要です。
安易に割引を考えずに、お客様が何を求めているのかを考え、施策を打っていきましょう。

目の前のお客様に誠実を尽くす

今日来店されたお客様は、お店をオープンしてから、何人目のお客様でしょうか?
そして、最初のお客様が訪れた時と、同じかそれ以上の対応をしているでしょうか?

どこかでお客様をリピート率や売上などの「数」で捉えているかもしれません。

今一度、初心に立ち返り、どうやったらお客様に喜んでもらえるか

この一点を考え、現状の商品やサービスを改善すると良いでしょう。

まとめ

リピート率は、新規のお客様が次回も利用してくれる割合を示す指標でした。

また、リピート率が高めれば、売上の安定につながるなど、様々なメリットがありました。
そして、リピート率を高めるために、5つの方法を解説しました。

5つの方法の中でも、最後に解説したお客様に誠実を尽くす考え方は、もしかすると古めかしい考え方かもしれません。

しかし、より良い商品やサービスを提供し、お客様に満足をいただくために、日々提供する商品やサービスを改善することが重要です。

一方で、せっかく良い商品やサービスがあっても、お客様に知っていただかないと意味がありません。

そこで、お客様へのアプローチ方法として有効なのが、ユーザ情報を絞り込んでLINE配信ができるLOYCUS(ロイカス)です。

顧客へのアプローチ方法で迷っている方は、まずは相談してみると良いでしょう

この記事を書いた人

田中 ひでのぶ

ネットショップ店長出身のWebライター。3児の子育てに奮闘しながらWebサイトのコンテンツを作成しています。ネットショップにまつわる苦労や改善策を執筆し、誰かの役に立てればうれしいです。

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